2/19(日)に開催した十二単着付け実演の様子をご紹介します。
会場は母屋西の間で行いました。午前午後の開催でしたが入りきれないほどの多くの方々にお越しいただきました。
モデルは御殿場市在住の鈴木さん。多くのご応募の中から選ばれました。もともと百人一首や平安時代に興味があったそう。平安文化の美しさに憧れていたので、今回本物の十二単を近くで見てみたく応募したようです。
衣紋方と呼ばれる着付け役3人が、はかま姿の女性に色鮮やかな袿(うちき)を重ねていきます。袿を重ねるごとにひもを結ぶが、その前に結んだひもはほどいてしまうため、何枚重ねても最終的に残るひもは1本だけという。
十二単は十二枚お着物を着るのではなく、『十二分』にお着物を着ていることが名前の語源となったそうです。
普段見ることができないとても貴重な姿を見ることができました。モデルの鈴木さんも感動していました。
衣装を脱いだ後の空蝉(うつせみ)の姿もとても情緒がありきれいです。
展示では、3/5(日)までマネキンに着付けした様子をご覧いただけます。
ぜひ皆様のお越しをお待ちしております。